環境問題は山の自然を壊しその昔の歴史をも破壊してしまう程重大な問題!!
1. 環境保護とロープーウエイ問題
現在も観光開発プロジェクトと住民との話し合いがつかない問題
タイといえば誰もが知るドイインタノンだ2,565m、その頂上では11月―1月中は殆んど3度くらいしか温度がなくとても防寒着なしではいられない寒さであ
る、今年は特に寒さが厳しくマイナスを何度も記録した、・・しかし雪は降らない!
2位ドイパーホムポック2,288m3位がドイルアンチェンダオ2,275mであ る。ほんの少しの差しかない高さだがそれぞれ特殊な特徴を持ち楽しい山々を歩く事が出来ます。今回ご紹介するのは3番目に高いドイルアンチェンダオです。
この山は石灰岩質であることが特徴なのですが、2億3千万から2億8千万年前の地形が隆起し、雨などにより侵食されて出来たと言われています。その昔にはここは海の中にあ
った事を裏付ける海洋生物の化石などが確認されている。
地質が岩な為に土壌に十分な水分を蓄えられず標高が2,200mを超える為何層にも渡り生物層の移推帯があ
ります。
自然環境によりドイルアンチェンダオは生物多様性豊かな独特の生態系が存在しています。また高山植物を見ることも出来ます、この山は森林生物種保護地区として指定されており、このドイルアンチェンダオが膨大なる生物を生息させている貴重なところであ
るとドイツ人植物学者C.C.Hosseus氏により報告されました。ドイルアンチェんだおはここでしか見ることが出来ない植物が200種類も確認、有名なのはデンマークの世界ラン権
威により認定されたSrindbornia pulchil laと名づけられたランでしょう。現在までに35株の生育が確認されています。また、動物も非常に珍しいビルマカラヤマドリ、カモシカなどの生息も確認されていますが絶滅寸前の状態です。こんな世界的にも貴重な場所にロープーウエイを立てたら、貴重な動物や生物が死んでしまう・・・それでも観光地かを目指す人々からの計画案は未だ取り消されていない事実・・と現実これはこれからもまだ後を引く環境問題として注目を浴びていく事でしょう。ただ利点も出ています、設置する事でハンディキャップがある方々やシルバーの方々などが山に入れる、と言う利点です。また山の洞窟には北タイの精霊の王、ジャオルアンカムデーンが住むと信じられており、神の頭の跨ぐことになるロープーウェイ建設は住民との価値観の違いなどから、まだ遅れるのではないでしょうか?
津田幸一 2004年12月31日チェンマイ大学院卒業
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